【EXVS2・エクバ2】19/12/24の大型修正による環境やランクの変化を見ていく!
【EXVS2・エクバ2】19/12/24の大型修正による環境の変化を見ていく!
19/12/24の大型アップデートによる環境の変化について見て行きます.
ども,シュンクマです
遂に大型修正が来ましたね!
本記事では19/12/24の大型アップデートで修正された計45機が環境にどんな変化を与えたのかを見ていきます.
修正機体23機 + 1500コス22機 の詳細な修正内容は以下のアヒャッポゥさんの記事を参照していただけるといいと思います.
非常に分かりやすいのでオススメです.
次回の修正が20/02/13に控え,今更感は強いですが張り切って書いていきます!
それではお願いします.
データから見る環境の変化
絶対に言えるのは修正によって環境は明らかに良くなったことです.
何が良くなったかと言うと,以下が挙げられます.
・上位に偏っていた使用率の改善
・全体勝率の偏りの減少
-勝率45%未満の機体数が大きく減少
-1500コストの勝率が大きく上昇
・週間プレイ回数の増加
それぞれを細かく見ていきましょう.
使用率TOP20の機体の累計使用率
なんと強機体がよどめく使用率TOP20たちの累計使用率が下がっています.
まず,こちらをご覧ください.
こちらは使用率TOP20の機体の累計使用率を週ごとに比べたグラフです.
右端の61週目が大型修正が行われた週に当たります.
それがなんと,累計45.1%とEXVS2の稼働史上で最も低くなっています.
つまり,EXVS2史上最も強機体が暴れていない環境になっているという事です.
でもマキオンのころほどは低くなってないね...
全体の勝率分布
TOPの使用率だけでなく,下層の機体達の勝率にも改善が見られました.
それに加えてこちらも.
こちらは全機体の勝率を分布上に並べたものになります.
オレンジ色で囲ってある箇所は勝率45%を割っている機体の割合,橙の線はそれらが最悪の割合を出した週を示しています.
特に橙の線が分かりやすく,修正後に45%未満の割合が明らかに減っています.
さらに20/01/19は修正後の最悪数値ですが,修正前にこれよりも良い週はほぼないです.
下限で見ても約5%もの機体が45%以上の勝率になったんだ!
勝率45%未満である機体数の減少
こちらはそれぞれの期間内に45%未満の総合勝率を記録した機体たちです.
大型修正前の3か月間には45%未満の機体は34機いましたが,修正後は24機体にまで減りました.
それに加え,ここに載った機体でも多くが修正後に勝率が上昇しているも分かります.
修正機体45機の勝率と使用率の推移
修正された機体全ての勝率と使用率も記載してみました.
修正機体の修正前後の勝率
(縦にスクロールしてご覧ください)
修正機体 | 修正前の勝率/使用率 | 修正後の勝率/使用率 |
ハイニュー | 53%/4.9% | 51%/4.5% |
ギス3 | 54%/1.9% | 54%/1.0% |
ターンX | 52%/1.3% | 51%/0.7% |
クアンタ | 50%/2.3% | 49%/1.4% |
リボガン | 42%/0.4% | 47%/1.0% |
ハルート | 46%/0.1% | 46%/0.1% |
フルコーン | 47%/0.8% | 48%/1.4% |
ナイチン | 46%/0.1% | 48%/0.2% |
騎士ガン | 51%/1.1% | 45%/0.1% |
フリーダム | 45%/0.4% | 48%/1.0% |
ノワール | 43%/0.1% | 46%/0.3% |
Gセルフ | 43%/0.1% | 45%/0.2% |
グシオン | 44%/0.2% | 50%/0.8% |
X1 | 46%/0.4% | 46%/0.7% |
ハイペリオン | 46%/0.1% | 48%/0.3% |
メッサーラ | 53%/0.4% | 51%/0.3% |
黒キュベ | 53%/0.3% | 55%/0.3% |
ハンブラビ | 47%/0.1% | 48%/0.2% |
ゲドラフ | 45%/0% | 46%/0.1% |
グフイグ | 46%/0.2% | 50%/0.9% |
Gアルケイン | 49%/0.2% | 49%/0.4% |
バルバトス | 46%/0.4% | 47%/0.5% |
ヅダ | 43%/0.1% | 49%/0.3% |
ガンキャノン | 50%/0.3% | 51%/0.3% |
赤キュベ | 51%/0% | 49%/0% |
リガズィ | 38%/0% | 43%/0% |
ラゴゥ | 45%/0.1% | 47%/0.1% |
ルシファー | 51%/0.1% | 51%/0.6% |
ザクⅡ改 | 49%/0.1% | 49%/0.1% |
ケンプファー | 46%/0.1% | 45%/0.1% |
ヒルドルブ | 50%/0% | 52%/0.1% |
アッガイ | 40%/0% | 42%/0% |
ベルガ | 47%/0.1% | 48%/0.1% |
ライジング | 42%/0% | 46%/0% |
アレックス | 52%/0.2% | 53%/0.2% |
グフカス | 51%/0.2% | 52%/0.3% |
イフリート | 49%/0.4% | 50%/0.5% |
マラサイ | 47%/0.1% | 49%/0.1% |
ガンイージ | 46%/0.1% | 48%/0.1% |
カプル | 41%/0% | 44%/0% |
バスター | 48%/0.1% | 50%/0.2% |
デュエル | 50%/0.1% | 52%/0.1% |
ティエレン | 51%/0.1% | 53%/0.1% |
Ez8 | 42%/0% | 46%/0.1% |
表の数字には色が付いたものがあります.
・大きく使用率が上昇したものは赤字
・使用率が著しく低下したのは青字
・上方修正なのに勝率低下など,期待した傾向にならないものは緑字
しっかり下方された機体は勝率が低く,上方機体は勝率が上昇する傾向にありました.
さらに強化機体は使用率も上昇,下方機体は低下と使用率は漏れなく改善されていました.
下方されたのに勝率が上がった黒キュベや逆の赤キュベなど一部合わない機体もいました.
しかし,それらを除けば,修正された機体は必ず数値に良い影響が出ています.
環境を調整する修正としてはしっかり成り立ってるね!!!!!!
1500コストの躍進
1500コストの全体強化のおかげで1500コストの全体勝率が上昇しました.
こちらは週別にコスト毎の使用率を比較した線グラフです.
青い線が1500コストを表しています.
1500コストの使用率は修正前後ではあまり変化がありません.
こちらは週別にコスト毎の勝率を比較した線グラフです.
それに比べ,勝率は修正後に見違えて上昇しており,一度も下落していません.
平均47.5%と万年最下位であった勝率は平均約51%にまで上昇しました.
これは2000コストの次に高い全体勝率です.
これまで一部の強機体しか日の目を浴びていませんでしたが,全体勝率が上昇したことから状況が変わったかもしれません.
1500コストは性能に難や癖があることから強化されても使用率が伸びづらく,コストとしてのバランスが良くなりました.
これで1500コスト全体に人権が与えられたら嬉しいね
上記データを踏まえて
つまり,これらのデータから分かることは
上位に偏っていた使用率が改善され、全体勝率の偏りもなくなってきたという事です.
以前の環境よりも遥かに,どんな機体も満遍なく勝てる環境になってきました.
今作の環境機体は非常に強く,それらが修正されるとなると大半の機体に恩恵があります.
現状が使用率・勝率共にEXVS2が稼働して以来の良環境のようです.
対戦ゲームとして良い傾向だね!
週間プレイ回数の増加
環境が良くなったということはプレイヤーたちも実感していたと思います.
こちらは週間にプレイされた回数をまとめたグラフです.
修正されて以降,ほぼ全ての週で過去よりも軒並みプレイ回数が伸びています.
特に,正月期間にはEXVS2史上で最高のプレイ回数を誇りました.
PDFや公式大会を見てモチベが高まっていた人,使っている機体が環境に合わず引退していた人などがこのタイミングで復帰し,この数値をたたき出したのだと思います.
直近の週でもプレイ人口は増加傾向にあるようです.
■エクバ2 週間データ分析(1/27〜2/2)
— EXVSDB (@exvsdb) 2020年2月4日
・週間プレイ回数は約495万回(前週比+3万回)
・勝率トップ5(使用率1.0%以上)
フォビ/57.1%、FA-ZZ/55.8%、百式/54.7%、ライト/52.9%、ナラティブ/52.2%
・家庭版発表、コロナウィルス、アプデ・Gスクラッチがない期間でも盛況ですね pic.twitter.com/lN8NlNpgky
意外とみんなコロナウィルスとか気にしないんだね
スポランから見る環境変化
スポランの結果も見ていきます.
結果から述べるとデータと傾向に差異はあまり見られませんが,大会独自の流行もあるようです.
修正前最後の第13回スポラン杯8on8 大会採用機体分布(2019.11.24)
採用率上位: クア/10機、騎士/9機、ギスⅢ/8機、Hi-ν/6機、メッサ/6機
直近の第15回スポラン杯8on8 大会採用機体分布(2020/1/26)
採用率上位: Hi-ν/8機、リボ・フォビ/7機、ナラティブ/5機、クアンタ・ライト/4機
使用率TOP機体の減少
まず修正によって変化がすぐ分かるものは以下だと思います.
・下方修正された機体はハイニュー以外が全て減少傾向にある
・修正後は騎士が一機も採用されていない
統計で修正によって使用率TOP20に入っている機体の累計使用率が下がっていましたが,これは大会などでも概ね当てはまるようです.
その分アヴァランチなどの爆弾キャラや裏に控えていたフォビなどが採用を増しました.
全体的には前でガツガツするペアは減り,射撃戦重視の環境になったようです.
採用率トップクラスのリボガン
特筆すべきは採用率が激増したリボガンです.
直近の大会ではリボガンを採用した3チームが決勝トーナメントに残り,
更には2大会連続で決勝の大将まで務めていたようです.
大会に出るような上位層からは機体パワーを圧倒的に支持されているようです.
一方,全体ではリボガンは使用率1%,勝率47%と真逆のデータになっています.
いくら乗るのが難しいとはいえ,全体と大会で戦績が乖離しすぎています.
低体力かつ低火力と立ち回りも難しいためトッププレイヤー達しか乗れない機体になってしまっているのでしょうか?
それとも上位プレイヤーたちの流行りなだけなのでしょうか.
流行りなだけはないと思うけど...
ギス3も露骨に減ってたり全体と異なってるね
コスト比率の変化
隆盛であった30&25ペアから30&20ペアに流行が移り始めました.
修正後のスポランは2連続で30&20ペアが50%を超える採用率を見せています.
そして3000コスト絡みのペアが83%だったのに対し,修正後は92%にまで増加しています.
強化された1500コストが増え,むしろ3000コストは減ると思ってたよ
爆弾ぽくなる騎士やギス3が減った以上,30&20ペアで戦う方が堅実なんでしょうね
終わりに
アップデート前後のデータから推移を確認したところ,環境が良くなっていることが分かりました!
・上位に偏っていた使用率の改善
・全体勝率の偏りの減少
-勝率45%未満の機体数が大きく減少
-1500コストの勝率が大きく上昇
・週間プレイ回数の増加
・上記の内容は大会でも概ね当てはまる
また,フェニーチェが解禁される20/02/13に既存機体の調整も行われることが発表されました.
機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 アップデート情報
— いろいろゲームズ情報局 (@iroirogamesjhk) 2020年2月7日
実施日時
2020/2/13
バージョン
Ver. 1.24.23
内容
・新機体ウイングガンダムフェニーチェの参戦
・既存機体の調整
・2月に開催予定エクストラG チャレンジの機体をセット
※詳細は2/10にVSモバイル、公式サイトにて公開
次回の調整による環境の変化についても記事にします.
現在,続けて環境全体だけでなく,今環境で目立った機体の考察も執筆しています.
完成した次第には宜しければお試しください.
データは基本,EXVSDB様の物をお借りしています.
素晴らしいデータをありがとうございます!
こちらはデータを提供してくださったEXVSDBさんの記事です.
このブログでまとめられたものとはまた違う観点からEXVS2の一年を振り返っているようです.
面白いので皆さんもどうぞ!
読んでいただき,ありがとうございました!
良ければ下の関連記事もどうぞ!
現行稼働中のEXVS2の環境・機体ランクをまとめてみました.